どのくらい入れようか、迷いがちになるのが水加減です。多すぎるとべたべたとした食感に、少なすぎるともちもちとしたご飯ならではのおいしさが薄れてしまいます。お米の種類によっても微妙に加減する必要があり、悩みます。
炊飯器には、米の量に応じた水の量を示す目印が付いています。実はこの目印は、メーカーによってはコシヒカリを基準としているものがあるそうです。気になる方は、メーカーに問い合わせてみるといいでしょう。通常、水の量はお米の2割増しといわれています。つまり、お米が200ミリリットルの場合は、水は240ミリリットルに。ただし水分量を多く含んでいる新米の場合は、1割増し程度でも充分においしく炊けます。お米に応じて上手に水加減をしてみましょう。
水の量を決めたら、水に浸したままの状態でお米に水分を行き渡らせます。時間は、夏場で40分、冬場は1時間半程度を目安にするといいでしょう。
そして、炊飯器を水平な位置に置いておくのもお忘れなく。傾いていると正しい水分量が確認できなかったりなど、おいしいごはんに炊きあがりません。あなたのお台所は、大丈夫ですか。